注文住宅で家を建てる際、「巾木(はばき)」にも注意しておきましょう。たいていの場合、注文住宅を設計してくれる設計士さんがある程度誘導してくれるでしょう。「この壁紙を選ぶのでしたら、この色の巾木が合いますよ」といったように。ちなみに「巾木」とは、住宅の壁と床の間を仕切る見切り材のことです。ほとんどの壁には、床の上から大体10センチぐらいの見切り材がつけられていますよね。あれが巾木です。巾木は、床と壁の間に隙間ができるのを防ぐばかりか、それぞれがしっかり収まるようにする効果があります。ですからほぼ全てといっていいぐらいに、住宅の壁には巾木が取り付けられて要るのですが、しかしこの巾木の色選びにはちょっとした迷いが生じることもあるのですよね。なぜなら、一口に巾木と言いましても、実にさまざまな色があるからです。たいていはブラウン系が選ばれることが多いものですが、しかし濃い茶色なのかそれともクリーム色に近い茶色なのかで、印象も違ってきますからね。ですから巾木選びは意外と迷ってしまうのです。しかしそんな時は設計士さんの意見を参考にするといいかも知れませんね。また、壁紙のカタログの事例を見てみても参考になることでしょう。